「融雪剤なんてほとんど使わないでしょ」
確かに、雪がよく降る地域でもない限り融雪剤は使われません。しかし、高速道路では雪が降るたびに融雪剤が用いられているのはご存知でしょうか。
通常よりも速い速度で走る高速道路、そこに氷が張ってしまってスリップしてしまえば大事故に成りかねません。そのような事態を防ぐために、融雪剤は欠かせない存在であります。
今回は、融雪剤によって、サビが発生しやすくなる理由をお伝えします。
まず、「海辺では車にサビが付きやすい」なんて話を聞いたことはありませんか。これには、海の水が持つ塩分が蒸発し、風に乗って車に付着してしまうために、サビが発生するのです。鉄に塩分が付くと、鉄の表面を常に濡れた状態にしてしまういます。それによって。サビの進行を早めてしまうのです。融雪剤にも塩分が使われているため、雪道での走行は、これと同じような環境に車を置くことになります。雪が融けて水となっても、融雪剤の塩分は残っているため、タイヤ周りに塩分が付着してしまうのです。
いかがでしたでしょうか。今回は融雪剤によってサビが発生しやすくなることをご説明しました。融雪剤が用いられている所では走行を避けるのが、長く愛車を使う秘訣かもしれません。
サビが発生する原因~融雪剤編~
2017年3月23日
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